紅麹はコレステロール低下…
紅麹とは、お酒や味噌・醤油などを作る時に使用される麹の一種ですが、一般の麹とは異なり 鮮やかな紅色をしているので 紅麹と呼ばれています。紅麹は古くから中国・台湾地方で紅酒、老酒などの製造原料として利用されていました。国内では、沖縄で「豆腐よう」と呼ばれる豆腐の発酵食品が 琉球王朝時代の上流社会でわずかに生産され、病後の滋養食として珍重されていました。
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■ 紅麹(ベニコウジ)とは?
紅麹は、発酵させるときの菌にモナスカス属の糸状菌を用いた赤色の麹のことをいいます。中国では昔から血液の循環をよくし、内臓を強くする薬として珍重され、紹興酒を作る時にも利用されてきました。近年、紅麹のコレステロール値を下げる効果が発見され、日本でも注目されるようになりました。紅麹に含まれるスタンチンにはさらに悪玉コレステロールだけを減少させる効果があることがわかっています。紅麹のほかの有効成分としてはγーアミノ酪酸があり、血圧を下げる働きがあります。
■ 紅麹(ベニコウジ)の成分
血流改善としての紅麹ですが、とくに特徴的な有効成分は「モナコリン」と「γ‐アミノ酪酸(ギャバ)」です。「モナコリン」は、コレステロールを低下させる医薬品:高脂血症の有効治療薬「メバロチン」の原料素材として一躍注目を浴びた成分です。アメリカでは医薬品的な効能効果を謳うサプリメントの出現でFDAと司法を通じた争いがあったほど「紅麹」は注目を浴びました。また「γ‐アミノ酪酸(ギャバ)」は最近では、チョコレートに多く含有した商品も数多くみうけられます。ギャバの働きは、興奮した脳にリラックスを与え血圧を安定させるというものです。
■ 紅麹(ベニコウジ)の効能・効果
紅麹には、モナコリンという物質が含まれており、モナコリンは、コレステロール合成に必要な酵素の働きを阻害してコレステロールを低下させる働きがあります。紅麹が肝臓内でコレステロールの合成を阻害すると、肝臓のコレステロールは低下し、これを補おうと判断した肝臓は、コレステロール受容体の数を増やし血液中からコレステロールを吸収して、胆汁や細胞膜の成分であるコレステロールを合成することで血中のコレステロールを減少させます。そうすることで高脂血症、生活習慣病の改善、予防に効果が期待されています。
■ 紅麹(ベニコウジ)を摂取する際の注意点
比較的無害で、副作用はまれですが、胃腸の不調が見られることがあります。妊娠中や肝臓の悪い方は摂取しないほうがよいでしょう。また、肝臓、腎臓などを治療中の方は医師に相談してください。

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