オリゴ糖は、腸内環境を整えてくれる…
オリゴ糖の種類は多く、甘さはショ糖(砂糖の主な成分)の半分以下となっている健康的な甘味料です。人の小腸では消化されず、大腸まで届きます。善玉菌(乳酸菌やビフィズス菌)を増やし腸内の細菌を改善するものとされています。オリゴ糖は、おなかの健康を良くする健康食品として注目されているのです。
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■ オリゴ糖とは?
オリゴ糖は糖質のひとつで、単糖が2個ないし数個結合した少糖類のことをいいます。オリゴ糖の中にはショ糖(砂糖)のように容易に消化吸収されてカロリー源になるものもあるが、人間の消化酵素では消化できずに大腸まで届き、腸内有用菌の栄養素となってそれを増殖させ、結果的に健康の維持増進に役立つ生体調節の機能性を発揮するものが多いです。
オリゴ糖の種類はショ糖、乳糖、麦芽糖、フルクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、乳化オリゴ糖、大豆オリゴ糖、ビートオリゴ糖、ラクチュロ ース、パラチノース、マルトオリゴ糖、キシロオリゴ糖、ゲンチオオリゴ糖、ニゲロオリゴ糖、トレハロース、グルコオリゴ糖等があります。
■ オリゴ糖の種類
| 種 類 | 消化性 | 甘味度 | 作 用 | 含有食品 |
|---|---|---|---|---|
| フラクトオリゴ糖 | 難消化性 (低カロリー) |
0.3−0.6、 砂糖に近い 甘味 |
便通の改善、高脂血症の改善、腸内ビフィズス菌増殖促進作用 | 玉ねぎ、ごぼう、ニンニク、バナナなど |
| ガラクトオリゴ糖 | 難消化性 (低カロリー) |
0.3−0.35、 さわやかな 甘味 |
便通の改善、たんぱく質の消化吸収を助ける、腸内ビフィズス菌増殖促進作用 | 母乳に含まれている |
| キシロオリゴ糖 | 難消化性 (低カロリー) |
0.4、 さわやかな 甘味 |
便通の改善 (大便の水分含量を理想的な 80% 程度に収斂)、腸内ビフィズス菌増殖促進作用 | 筍 (たけのこ)、トウモロコシ |
| ラクトスクロース (乳果オリゴ糖) |
難消化性 (低カロリー) |
0.5、 砂糖に近い 甘味 |
便通の改善、腸内ビフィズス菌増殖促進作用 | 砂糖を加えたヨーグルトの発酵過程で、微量に作られる |
| 大豆オリゴ糖 | 難消化性 (しょ糖の約半分) |
0.7、 さわやかな 甘味 |
便通の改善、腸内のビフィズス菌増殖促進作用 | |
| イソマルト オリゴ糖 |
構成糖の一部が消化性 (多少、低カロリー) |
0.4−0.5、 「こく」のある 甘味 |
腸内ビフィズス菌増殖促進作用 、虫歯になりにくい、熱や酸に強い | みそ、しょうゆ、清酒、はちみつなどに含まれている |
| ラフィノース | 難消化性 (低カロリー) |
砂糖の1/5 さわやかな 甘味 |
腸内ビフィズス菌増殖促進作用 、 便通・便性を改善、 アトピーの改善、 肝機能の強化、免疫機能を高める、 酸および熱にも強い |
ビート糖蜜から |
■ オリゴ糖の効能
フラクトオリゴ糖は、虫歯にならない甘味料として開発されたのですが、のちに腸内でビフィズス菌がオリゴ糖を好んで食べ、増殖することが分かりました。ビフィズス菌が増えると腸内環境が良くなり、その結果、便秘や下痢が改善されます。さらに免疫力を高めることも分かっています。その他のオリゴ糖も同様な効果があります。
また、食物繊維と同様に、腸内の余分なコレステロールや胆汁酸を吸収して排泄するので、血中のコレステロールを減少させて動脈硬化を予防し、肝機能を高めて、胆 石症の予防にもなります。
最近の研究では、1日3〜6gのフラクトオリゴ糖を摂取して排泄物質を調べたところ、ガンの原因となる毒性物質が40%も減少したという結果が得られています。さらに、血糖値を正常化させる作用も認められており、糖質でありながらカロリーがほとんど吸収されないこととあわせて、糖尿病の傾向のある人にお勧めできます。

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